2007年09月10日

『理由』

荒川区で起こった殺人事件を扱った宮部みゆき作品の映画化。関係者総勢107人による証言を取材していくという形を取ったドキュメント方式の映画。事件に関わる107人の目線を通して事件が起こった「理由」を探ろうというのだ。

2時間40分という長丁場をだれることなく見せてくれる。面白い。大林監督は錆びてはいなかったのです。時間を追って謎を解明していく手法はだれやすいのにもかかわらず良い緊張感を維持してくれて目が離せない。ひとつの殺人事件が結びつける複数の人間模様を、ゆがんだ都会の象徴と捉える監督の意図は充分に伝わる。

キーとなる出演者が見せる重厚な演技もある種荘厳な雰囲気が漂い、感動を誘うのだ。

見とくべし。
posted by Licky at 23:07| Comment(0) | TrackBack(1) | 邦画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 大林宣彦大林 宣彦(おおばやし のぶひこ、1938年1月9日-)は"映像の魔術師"とも称される映画監督。自主製作映画の先駆者として、コマーシャル|CMディレクターとして、映画監督として、日本の映像史を..
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